建築基進法

2012-05-21更新

建築基進法さえも守られていない 神戸市長田区にあった肌年に完成した一部7階建てのピルは、倒壊は免れました。しか し、4階では柱が破壊し、各階で床や梁にクモの巣状にヒピが入りました。 ビルのオーナーは、近くの古いピルが無事だったのをみて疑問を抱き、建築士に相談。 欠陥工事です。構造計算書などを調べてもらいました。すると、その規模のピルでは、基礎の中央に位置 する梁に主鉄筋が上下剥本必要なのに、設計図ではn本しかなかったのがわかりました。 また4階の柱の幅が基準より、センチも細かったり、地震の力を分散させるために斜め に通すことになっている梁が、4階部分で水平に通されていたりしたのです。 役所の検査が甘いのを見越して、業者がいいかげんな構造計算をして、設計、施工して 構造計算だけではなく、設計図書の手抜きも、じつに多いのです。欠陥建築物の原因の 約半分は、設計ミスだともいわれています。 一級建築士であれば、どのような建物でも設計できることになっています。しかし、実 際に建物を設計できる一級建築士は、ごく限られています。また構造、積算、施工、設備 など、それぞれに得意な分野があり、けっしてオール・マイティではありません。 設計作業は、構造、積算、設備などを分割してすすめ、元請けの設計者がまとめます。 そのなかには、トレーサーに毛の生えた程度の新人やアルバイト学生などもまじっていま すから、設計図書が枚数不足だったり、適正枚数でも中身が水増しの設計図書だったりす ることは、よくあります。